掲示板を兼ねたブログです
2016年2月にイタリアの老舗・OMASが廃業したのは記憶に新しいですが、
2018年2月、今度は1982年創業のデルタが廃業・・
昨年7月から休業していましたし、経営状態は厳しいとの情報はありましたが、
ついに・・・というかやはり・・・
この美しいドルチェビータも、もう手に入らなくなるのか・・
無理して入手しておいて良かった・・けど、大きな故障にはもはや対応できない。
大事に使わないと・・(国内で修理可能なものは、輸入代理店がきっちり対応するそうです)。
(写真:デルタ ドルチェビータ スリム バーメイル)
まあ、イタリアの筆記具は無駄に綺麗で無駄に高い。
ドルチェビータも綺麗なオレンジで、女性ならともかく、男性が仕事で使うような物でもなく、
実用品ならパイロット、セーラー万年筆、プラチナ萬年筆から手ごろな価格のが沢山出ている。
外国製でもパーカーやペリカンの方が実用性は高そう。
イタリア製は趣味性が高く、家でニマニマしながら日記を綴るという、
変態的な趣味にはもってこいなのに、やはり趣味の域からは出づらい。
日本では特に女性に人気のあったブランドですが、経営的には厳しかったのですかね。
こういう万年筆が大好きな私にとっては寂しい限りです。
私の大好きなヴィスコンティは大丈夫かなぁ?
金持ちが道楽でやっているようなメーカーなのであまり心配はしていないですが、
私がホモサピエンス ブロンズを手に入れるまでは頑張ってくれ・・
いや、ホモサピエンスはパワーフィラー式だから、修理が必要になった時に潰れていては困るな。
字を書くのなんか100円のボールペンでも十分だし、
プラチナ萬年筆の200円の万年筆も結構使える。
やはり高級万年筆なんて物は、ほぼ趣味の物なんだろうなぁ。
仕事で必要なのは、ビジネスマンがシックで高級そうなボールペンを使ったり、
契約書にサインを求める際に、高級なペンを渡すくらいのもので、
今万年筆が流行っているとは言っても、全体的には厳しいのかもしれない。
銀座の伊東屋とか、いつ行っても客が大勢入っていて、ゆっくり品定めする雰囲気ではないのに・・。